レース前の走り込みは充分とはいえないが、2週間前にスポーツ走行して第1コーナー、100R、ヘアピンのアプローチを復習して、すくなくとも1秒はタイムを削ったはず。 タイヤをダンロップからヨコハマのアドバンHF−Rに履き替え、ホイールもヨコハマのアルミで、バネ下重量を軽減。これで0・5秒は短縮できる。
レース前日から、チームは富士に集結して、マシンのメインテナンスに細心の注意を払う。
この3点は忠実に履行されたようだ。予選では、はじめてなんのもめごともなく、ピットから7番目にスタート。15分間を走り抜いた。残念ながら、56秒台はマークできなかったが、決勝では中団には食い込めるだろうと、チーム一同期待する。 「局長、シフトミスしないように!」
黒沢監督は、メカニック退場の指示が出たにもかかわらず、心配そうに囁く。もちろんスタートでギアをRにぶち込み逆噴射させるな、という意味ではなく、コーナーを立ち上がるときのことだろうと、こちらは善意に解釈した。 シグナルが青になった。絶妙のタイミングで飛び出したつもりだが、動きが鈍い。あっ!サイドブレーキを解いてなかったのだ! |
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| 久しぶりのスターティンググリッドは遠い |
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| それでも前には23台がビッシリと。 |
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