ところが、この前座戦、土曜日(27日)開催だという。ならば、レース終了後、スッ飛んで鈴鹿入りすれば、なんとか間に合うじゃないか!
そんな虫のいい計算が、あとになって、大いに後悔する結果を招くのだが、ともかく7月27日のレースをぼくは心待ちにしていた。それには理由がある。ここ2年間、ぼくの<成長>をひたすらに楽しみにして、名古屋から毎戦チーフメカとして来てくれるヤマちゃんが、素晴らしい秘密兵器を、ぼくのために開発してくれたからだ。
ブレーキパッドである。名づけて「ユミマックス」。耐熱効果のよさに、その秘密があった。ノーマルだとだいたい摂氏400度までしか耐えられない。が、こいつは700度までOKだと、ヤマちゃんが太鼓判をおしてくれた。実は前戦の好結果、多分にこの秘密兵器に負うところがあったことを正直に告白しておく。
なにしろ、第1コーナーのいつものポイントで車速を殺すと10bもブレーキングが余ってしまい、慌ててアクセルを踏み直す効きのよさ。
同じ「ユミマックス」を装着した 田中重臣クンも同じ感想をもらしていた。だから、早くこの秘密兵器を使いこなせば結構いけるのでは、とぼくがほくそ笑んだとしても不思議はなかった。 |

1コーナーのブレーキポイントが違う! |

秘密兵器を装着したEXAのキャリパー |

ユミマックスとなづけたブレーキパッド |
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