MEMO

  国立国会図書館

  東京都千代田区永田町1-10-1
  Tell 03(3581)2331(代表)
  http://www.ndl.go.jp
  地下鉄最寄・有楽町線「永田町」


国会議事堂の北隣りにあり、大雑把にいって、図書は本館、雑誌・映像は新館へ。ちょっと物々しい手続き(といっても、所定のロッカーに所持品を収め、筆記用品、財布類を手提げ風の透明なビニール袋に入れた物だけが持ち込める)のあと、本館なら図書目録ホールに入る。
さて、具体的にお目当ての本でもあれば別だが、どこから手をつけるか、をはっきりさせたい。ホー<BR>ルの入り口に総合案内があって、なんでも相談に応じてくれるので、積極的に利用するといい。
ぼくの場合、ホール右手にある年代別の「蔵書目録」に目をつけて、正解だった。大ぶりな書棚は「明治期」「大正期」「昭和元年〜昭和22年」「昭和23年〜43年」「昭和44年〜51年」「昭和52年〜60年」「昭和61年〜平成2年」「平成3年〜7年」と8つのブロックに大別されいる。とりかかるべき目途が具体的でないのだから、ともかく「明治時代」に手を伸ばす。「第2編/歴史・地理」にしよう。目次を開く。歴史の項は「中世」「近世」「明治維新」「明治時代」とあるが、もうひとつピントが合わせ難い。

「地方史・誌」の項へうつる。「四国地方」の中の「愛媛県」が216ページとある。それを開く。ある、ある。
「伊予温故録 宮脇通赫」「愛媛面影」「愛媛県案内」「愛媛県上浮穴郡案内」「温泉郡誌」。その時代に発刊された愛媛に関する資料を発見できたのである。このうちマイクロフィッシュに収められた「上浮穴郡案内」は、西明神正岡家の当時を知る、貴重な手掛かりとなる。
「伝記」の項には「愛媛県戸長名簿」「愛媛県職員録」など、補強資料として見逃せないものも記載されていた。誰やらしきりに鉛筆で線を引いて閲覧した痕があったりして、目次に順次、目を通していくのも楽しい。

目的がはっきりしていれば、真っ直ぐ、備え付けのパソコンに向うのが早道。「ルーツ」と打ち込んで検索してみると、457件が名乗りを挙げる。「伊予」だと、47件。それも単行本だけではなく、史学雑誌に掲載された該当論文までを知ることが出来た。

お薦めは、人文総合情報室。「ルーツ探し」の基礎をかためるのに欠かせない太田亮著「姓氏家系大辞典」や平凡社の「日本歴史地名体系」、「角川日本地名大辞典」が揃っていて直接手にとって確認できるし、短いものなら、備え付けのテーブルを使って、書き写すことも可能だ。

もう一つある。4Fの「地図室」だ。ゼンリンの「住宅地図」はここでジックリ調べてから、コピーできる。
そのコピー代が馬鹿にならない。1枚30円だったのが、最近は、24円に値下げされたとはいえ、50ページもコピーしたら1000円を越えてしまう。ご存知だろうが、コピーは1回80ページが限度で、50%を越えてならないと著作権法でガードされている。念のため。

昼食の心配が要らないのがうれしい。6Fの食堂は2つの専門業者が出店してしのぎを削っている。安いし、味も結構いける。