5月30日、日曜日。コペンハーゲンを発って、アンカレッジに向かう機上にて。
今度の旅ほど、フリータイムのない、ぎっしり日程のつまったことはない。日程そのものがハードなのではなく、先方の対応が、だんだん奥行が深くなったことと、みんな揃っての夕食が終わると、すでに12時に近い。出かけるところもなし。ホテルが中心部から遠い、素敵なやつが多かったことにもよる。
ニュルのサーキットホテルのプレス夕食会が済んで、バスでバートナイワーの、あの天井の高い、格調のありすぎるホテルに帰り着いた時は、もう11時過ぎ。といっても日がとっぷり昏れるのは10時近くだから、そんな時間とも思えない。部屋から外を眺める。なんとももったいない街のたたずまい。テラスの向こうを川が走り、尖塔の黒い姿が月の光を浴びて、だんだんに露わになってきた。
カジノもあるという。ぶらりと散歩に出る。やっとひとりになった感じ。 |

保養地で有名なバートナイワーのホテル前にて

ライン河畔ローレライの岩の前のレストラン |